2022年8月13日土曜日
ウール100% washablewool
強撚糸
40番単糸 Nm1/40
3本引きそろえ ZSZ
ハイゲージ総リブ編み
糸特性
・ドライタッチ
・糸強度が強くしわになりにくく、型崩れしにくい
・シルクに似たシャリ感を持つ
・編み目がすっきりきれい
・毛羽が少なく、ピリングしにくい
一般的なウールのイメージと言えば、オーストラリアやニュージーランドに生息するメリノウールでしょう。
メリノウールの特性は安定供給とその柔らかさ。
自然豊かな環境で羊にとってストレスを感じにくいことから、非常に繊細で柔らかな毛質を持つ。
その故に、コシ、ハリが弱くきちっとした製品には少し不向きである。
その問題を解決するために探し出したこの糸は滑らかでハリ、コシがある糸になります。
ウールの強撚糸は吸湿性や放湿性があり、通気性の良いさわやなかな使用感になります。
強撚になると細い糸を作ることができ、高品位な薄手のものを作るときにも有効です。
ウールの強撚で作った糸は夏用の高級スーツ素材に使われることも多いです。
強撚の糸は、甘撚りの糸に比べて密度が高くなります。
その為、同じ太さの他の糸に比べて重くなりやすく、下に落ちようとする力が強くなりドレープ性にすぐれます。
強撚の糸で作った生地で作ったドレスは、体の線に沿うような美しいシルエットを出しくれます。
強撚糸で作られた生地は、撚り縮みが起こっているので、水洗いやスチームアイロンによって収縮してしまうことがあります。
強撚糸で作られた生地の服が夏物でも水洗いができず、ドライクリーニングのみになっています。
アイロンがけをするときも、スチームは少なめにするのがポイントです。
総リブ編み
メリット
1. ニット製品の中でも特に伸縮性が高い
2. 縦ストライプ柄のような畝が表情をつくる
3. スッキリとした印象に見せられる
4. 耳まくれ(生地の端が丸まること)が起こりにくく縫製に向いている
5. 肌触りのよさが増す
デメリット
1. 他の編地に比べ、やや時間と手間がかかる
2. 吸湿性・放湿性の悪い素材だと蒸れやすい
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